週刊ヤングジャンプにて連載、10月からはテレビアニメ第4期の放送も決定している「ゴールデンカムイ」。
これまでにない「アイヌ文化」にも触れた話題作で、なかでも魅力的なヒロインの少女・アシリパが人気を呼んでいます。

アシリパさんてそもそも年齢は?杉元のことが好きなんじゃないの?
この記事では「ゴールデンカムイ」のアシリパさんについて知りたい人のために、
- アシリパの年齢や家族などのプロフィール
- アシリパが金塊争奪戦に加わった目的
- アシリパと杉元の関係性
について調べてみました!



子供とは思えない芯の強さとバイタリティ!アシリパさんの魅力についてたっぷりご紹介しますよ!
これから漫画を読み始める方や、10月のアニメに向けて「ゴールデンカムイ」の内容を復習したい方におすすめの内容です。
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「ゴールデンカムイ」アシリパの年齢は何歳?プロフィール


「ゴールデンカムイ」のヒロイン・アシリパは、北海道の小樽近辺のコタンに住むアイヌの少女です。



コタンはアイヌの人々が暮らす村のことです。
名前 | アシリパ |
和名 | 胡蝶辺明日子 こちょうべあすこ |
年齢 | 記載なし |
誕生日 | 1月1日 |
出身地 | 北海道 小樽近辺 |
好きなもの | 塩をかけた脳 杉元のオソマ(ミソ) |
嫌いなもの | ヘビ |
アシリパの誕生日は1月1日。
アシリパという名前の意味には「新しい年」という意味がありますが、アイヌのしきたりによって名前が決まるまでは「エカシオトンプイ」(祖父の尻の穴)と呼ばれていました。
ポーランドと樺太アイヌの混血である父親と北海道アイヌの母親の間に生まれたアシリパは、母親譲りの美しさと父親譲りの濃紺色の美しい瞳を持つ少女です。
戸籍上の名前は「胡蝶辺明日子」で、日本語とアイヌ語の2つの言語を操り、作中では杉元たちにアイヌ文化や北海道の自然を紹介する役割を担っています。



アシリパの意味は「新しい年」だけでなく、物語の中では「未来」という意味で解釈できるんだ。
アシリパの年齢は何歳?
皆が気になっているアシリパの年齢ですが、コミックスなどの資料には正式な情報は記載されていません。
ただし、コミックス21巻の205話「シネマトグラフ」・206話「ふたりの距離」に彼女の年齢に関するヒントが隠されています。
物語に登場する活動写真の興行主・稲葉勝太郎が撮影した10年前以上のアイヌの映像にアシリパの父と母、そして赤ん坊のアシリパの姿も映っていました。
稲葉勝太郎たちが撮影した時期から推測すると、アシリパの年齢は11歳〜12歳くらいが妥当ではないでしょうか?
しかし、稲葉たちの記憶も正式ではないことと、アシリパの性格や考え方がかなり大人びていることを考えると、13〜15歳くらいの可能性も捨てきれません。



大まかに言えば10代前半が妥当!ってことね!
アシリパの性格
10代前半の少女にしては、利発的なアシリパ。


アシリパの性格を簡単に表現すると、「気高く凛々しく、そしてお茶目」といったところでしょうか。
ただし自ら「新しいアイヌの女」と自負するように、自分がアイヌであることを誇りに思いつつも新しい文化や変化を取り入れる柔軟性も持ち合わせています。
アシリパの気高い精神は金塊争奪戦の旅の最中、杉元をはじめとする多くの人物に影響を与え、彼女のサバイバル技術や知恵は、旅の途中で杉元一行を支える「要」となります。



母親譲りの美しい容姿を持ちながら、数々の変顔を披露してくれるお茶目さんです!ヒンッ!
また、幼い頃から父親に狩猟などアイヌの男性がする仕事ばかり教えられてきたため、編み物や刺繍など、女性のする仕事に関しては得意ではありません。
アシリパの父親・母親は?家族はいる?
アシリパは父親と母親を亡くし、小樽近辺のコタンでフチ(祖母)や叔父一家とともに暮らしていました。
母親のリラッテはアシリパが幼い頃に病死。
父親のウィルクも金塊をめぐったアイヌ同士の争いで亡くなったと思われていましたが、実は生存していることが判明。


しかも父・ウィルクが金塊争奪戦の首謀者である「のっぺらぼう」である可能性が高いことから、アシリパの真実を求める旅が始まるのです。



旅を経て父親がのっぺらぼうということが判明するのですが、ウィルクは収監されている網走監獄での騒動中に頭に銃弾を受けて命を落としてしまいます。
アシリパの秘密:刺青暗号を解く唯一の鍵である
網走監獄での騒動中にウィルクが命を落としたことで、金塊のありかを示す刺青の暗号を解く鍵はアシリパだけになってしまいました。
このことから、金塊を狙う様々な曲者たちがアシリパ確保に乗り出しますが、当のアシリパは父親から教えられていたはずの暗号を解く鍵を思い出せずにいました。
しかし父・ウィルクの古い友人であるキロランケと樺太の旅を続けるうちに記憶を呼び戻し、暗号が「ホロケゥオシコニ」ということがわかります。


ホロケゥオシコニとは、アシリパの母・リラッテがウィルクにつけたアイヌ語の名前で、「狼に追いつく」という意味が隠されています。



暗号の手がかりを思い出したアシリパをめぐって、刺青囚人や第七師団など、様々な人物が彼女を捕らえるために動き出します。
「ゴールデンカムイ」アシリパの金塊争奪戦における目的
アシリパは杉元と手を組んだ当初は、アイヌの金塊に関わった父親・ウィルクの真の目的や真意を知ることを目的としていました。
父親が金塊争奪戦の首謀者である「のっぺらぼう」と判明し、のっぺらぼうが収監されている網走監獄へ向かうアシリパ。
しかし父・ウィルクの死を経たアシリパの目的は、旅を続けるうちに「自らの意思でアイヌのために戦い、金塊を守ること」へと変化していきます。



「ゴールデンカムイ」には金塊を狙う様々な曲者たちが続々登場!10月から放送が始まるアニメ4期でも、さらに激化する戦いが描かれるでしょう。
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「ゴールデンカムイ」アシリパは杉元が好き?最終回で2人は結婚したか
結論から言うと、アシリパは主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)に対して早い段階から恋愛感情に近いものを持っていたことは間違いありません。
アシリパが杉元に相棒以上の関係を抱いていたことは、物語の随所を見れば一目瞭然です。
「俺が死んだら、アシリパさんだけは俺のことを忘れないでいてくれるかい?」と口にした杉元に対して変顔で誤魔化しますが、確実に顔を赤らめていました。


また、尾形が「惚れた女のため」と杉元が金塊が欲しい理由を揶揄した際も咄嗟に舞を待って誤魔化します。
杉元がクマの爪に引っ掻かれ顔に大きな傷を負った際は、早く傷が治るように(これ以上顔の傷が増えないように)尽力していました。



アシリパさんは気持ちが態度に出やすいため、キロランケ尾形などの大人男性チームは早い段階からアシリパさんの気持ちに気付いていましたよ。
最終回でアシリパと杉元は結婚した?
「ゴールデンカムイ」の原作漫画は2022年7月19日に発売されたコミックス31巻で完結しています。


金塊争奪戦の最中は、アシリパ・杉元ともにお互いを「相棒」以上の関係に進展させようとする雰囲気はありませんでした。
最終回の314話では、杉元とアシリパがともに北海道へ帰郷しましたが、後に2人が結婚したなどの内容は描かれていません。
しかし、杉元がアシリパの暮らすコタンで狩猟に興じていたことから、アシリパとともに末長く暮らしたことでしょう。



結婚はアシリパさんがもう少し大人になってからかな、など読者の期待を膨らませる良い終わり方でした。
★「ゴールデンカムイ」最終回での各キャラの結末について、詳しくはこちら!


「ゴールデンカムイ」アシリパについて:まとめ
「ゴールデンカムイ」のヒロイン、アイヌの愛娘ことアシリパについてご紹介しました!
- アシリパは気高く凛々しく、お茶目な10代前半のアイヌの少女
- 刺青暗号の謎を解く唯一の鍵となる少女
- 壮絶な旅を経て自らアイヌのために戦い、金塊を守る決意をする



気高く凛々しいアシリパさんですが、杉元のことは好きで間違い無いでしょう。



10代前半にして課せられた運命が重すぎ!だけど芯の強さと可愛らしさ、お茶目な変顔になぜか魅了される、素敵なキャラクターです!
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