2023年4月から好評放送中のテレビアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」。
今まであまり登場していなかった不死川実弥(しなずがわさねみ)の弟・玄弥(げんや)にもスポットが当たり、意外な能力を隠し持っていることもわかりました。
しかし、実の兄である実弥は「弟はいない」と言っており、何やらこの兄弟には複雑な事情がありそうです…。
そこでこの記事では、不死川実弥・玄弥兄弟の過去や最後はどうなったかについて調べ、ネタバレありでご紹介しています。

不仲説っていうか見るからに仲が悪い兄弟だけど、何か事情があるのかしら?



兄弟だったらお互いを思い合わないはずがないけど、この兄弟の事情は特殊なんだよね。
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鬼滅の刃の不死川兄弟の壮絶な過去【ネタバレ】
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実弥と玄弥の過去については原作漫画13巻、テレビアニメでは第6話の「柱になるんじゃないのか!」で描かれています。
鬼殺隊の風柱・不死川実弥と弟の玄弥が互いを避けるようになった原因は、彼らが経験した壮絶な過去にありました。
不死川実弥と玄弥は7人兄弟の長男と次男


実弥と玄弥は7人兄妹の長男と次男です。
身体が小さな母親はよく働き、父親からの暴力にも耐えながら実弥・玄弥たちを育てていました。
家庭内暴力を振るう父親が何者かに恨みを買って殺されてから、実弥は玄弥と父親の代わりに2人で母親と兄妹たちを守ろうと約束します。
鬼化した母親に兄妹が殺されてしまう
ある夜、遅くまで帰宅しない母親を心配した実弥は街へ探しに出かけました。
幼い兄妹たちと留守番を任された玄弥でしたが、外で物音がしたため母親が帰宅したと勘違いした兄妹たちが家の扉を開けてしまいます。
しかしそこにいたのは母親ではなく鬼で、兄妹たちはあっという間に鬼に殺されてしまったのです。
玄弥も鬼に襲われそうになりますが、戻ってきた実弥によって間一髪助けられます。
実弥は鬼と戦うために外に飛び出していきました。
玄弥も医者を呼ぶため外に出ると、そこには倒れた母親とナタを持った血まみれの実弥が…。
死んでいた鬼の正体は、なんと母親だったのです。
玄弥の後悔
実弥は玄弥を守るために鬼と戦いますが、陽が昇って明るくなり、鬼が母だったということに気付き呆然と立ち尽くします。
そこに現れた玄弥は、母が亡くなっている姿を見て気が動転。
実弥に「何で母ちゃんを殺したんだよ!人殺し!」とひどい言葉を浴びせてしまうのです。
しかしその後、襲ってきた鬼が母だったこと、実弥が玄弥を守るために必死に戦ったことに気づきました。
玄弥は自分を守るために、母を殺めてしまった兄・実弥に追い打ちをかけるように罵倒を浴びせたことを深く後悔し、謝りたいと思っていました。



この出来事をきっかけに二人は別々に暮らすようになります
不死川兄弟は仲が悪い?実弥が弟はいないと言う理由【ネタバレ】
鬼になった母親を殺害したこと、そこから生まれた誤解と後悔によって不死川兄弟の間に深い溝が生まれます。
「刀鍛冶の里編」でも甘露寺蜜璃が「不死川さんに弟はいない」炭治郎が玄弥に「風柱と苗字一緒だよね?」と訊ねるくらいに兄弟仲の悪さが伺える描写がありました。
ここでは不死川兄弟がどうして不仲になってしまったのか、2人が別々に暮らし始めてからと再会してからの関係性をご紹介します。
玄弥を突き放す実弥
母親と兄妹を鬼に殺されてから、実弥は鬼への怒りと憎しみを募らせる日々を送っていました。
鬼殺隊の存在を知らない実弥は、1人で武装しては鬼を捕まえて倒し太陽の光にあてて焼き殺していたのです。
あるとき、鬼殺隊士の粂野匡近(くめのまさちか)に出会ったことをきっかけに鬼殺隊に入隊し、柱になるまで成長します。


実弥が風柱になってからもどれだけ鬼に対する憎しみを持っているかは、「柱合会議」での炭治郎・禰豆子に対する態度でも明らかです。
そして「刀鍛冶の里編」の後に行われる「柱稽古編」で実弥と玄弥は再会。
鬼殺隊に入り必死で訓練を重ねる弟・玄弥に対し、実弥は「お前は何の才覚もないから鬼殺隊を辞めろ」とけなしまくるのでした。
ずっと謝りたかったと伝えようとする玄弥にも「心底どうでもいい。失せろ」と言って冷たく突き放します。
しかし実弥が玄弥に冷たく当たっていた本当の理由は、自分が玄弥のことを守るから玄弥には自分と違う道を歩んで幸せな家庭を築いて生きてほしいという願いがあったのです。
玄弥が鬼殺隊に入った理由


玄弥は兄を傷つけてしまった後悔がずっと胸の奥にありました。
兄にひどいことを言ってしまった自分を許せず、兄がいる鬼殺隊に入り「謝罪の言葉を伝えたい」一心で努力を重ねていたのです。
風柱である実弥に直接謝るために、柱を目指していた玄弥は焦りもあったのか登場したばかりのときはイライラしているキャラでしたね。
何より早く柱になることで兄に認められたいという気持ちもあったのかもしれません。
鬼殺隊に入ってからは岩柱・悲鳴嶼行冥のもとで修行をしていましたがなかなか才覚が現れず、自分でもそのことを気にしていた玄弥は「鬼喰い」という手段に打って出るのでした。



鬼の身体や髪の毛、武器などの一部を食することで玄弥は鬼の力を一時的に得ることができるようになったよ!
鬼滅の刃の不死川兄弟の最後をネタバレ!生還したのは…?
「鬼滅の刃」にはたくさんの兄弟・姉妹のエピソードが描かれますが、その中でも不死川兄弟の最後については涙なしには語れません。
実弥・玄弥の関係はもつれたまま、物語は鬼舞辻無惨との最終決戦である「無限城編」へ突入します。
玄弥は上弦の壱・黒死牟に敗れる
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鬼舞辻無惨の根城である無限城へ迷い込んだ不死川玄弥は上弦の壱・黒死牟と対峙することに。
黒死牟には時透無一郎、悲鳴嶼行冥、玄弥の3人で挑みますが、戦闘開始早々に無一郎は左腕を切断され、玄弥は胴体を真っ二つに割られてしまいます。
仲間のピンチに駆けつけた実弥はこの時初めて玄弥を弟と称し、玄弥を傷つけた黒死牟に対する怒りをあらわにしました。
実弥は悲鳴嶼と異なる呼吸の連携プレイで黒死牟に蓮撃を仕掛けますが、強すぎる相手に苦戦。
そんな危機を打開したのが玄弥による「鬼喰い」でした。
玄弥は無一郎に協力してもらい黒死牟の髪の毛を食べて別れた胴体を再生し、さらには黒死牟の剣を食べて能力を強化。
さらに玄弥は血鬼術を使って黒死牟の動きを封じますが、最後の力を振り絞って繰り出された黒死牟の攻撃によって身体が再生できないほどの致命傷を受けてしまいます。
悲鳴嶼・実弥の健闘の甲斐あって黒死牟には勝利しますが、玄弥の身体は再生することなく鬼の最後のように散り散りになって消えていきます。
”兄ちゃんが俺を守ろうとしてくれたように、俺も兄ちゃんを守りたかった”
”つらい思いをたくさんした兄ちゃんは幸せになってほしい、生きていてほしい”
”俺の兄ちゃんはこの世で一番優しい人だから”
最後の最後になって実弥は玄弥に、玄弥は実弥にお互いの想いを伝え合ったのでした。
実弥は無惨との最終決戦で生還する
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炭治郎や柱たち、鬼殺隊員や隠したちなど多くの犠牲を払いながらも鬼舞辻無惨を太陽の光で焼き殺すことに成功。
実弥は今際の際を彷徨いますが、「お前はまだこっちにこれねぇよ」と死んだ父親に現世に返されてしまいます。
深傷を負ったものの実弥は意識を取り戻し生還。
その後炭治郎が鬼化するという展開がありますが、その間も実弥は眠っていました…。
全てが終わり実弥の顔は少しばかり穏やかになったようで、人間に戻った禰豆子にかつての自分の行為を謝罪。
さらには禰豆子に玄弥の姿を重ね合わせ、微笑む姿も見せるのでした。
現代での不死川実弥・玄弥の姿:原作漫画23巻
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本編の後の最終回205話では、炭治郎たちの子孫や「鬼滅の刃」のキャラクターたちが現代で活躍する姿や生活の様子が描かれています。
その中で不死川兄弟はコワモテの警察官として登場。
顔面に傷がある警察官はなかなか珍しいですが、現世でも2人は一緒にいるようです。



強面警察官が兄弟なのか先輩後輩なのかは描かれていませんでしたが、顔が似ているし仲良しだし、きっと兄弟なんじゃないかな!
★「無限城編」最終回までのわかりやすいあらすじはこちら!


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不死川兄弟の過去と最後はやはり涙腺崩壊!まとめ
- 不死川実弥と玄弥は互いを思い合っているせいで兄弟間に溝が生まれた
- 不死川実弥は生還するが玄弥は死亡。最後にお互いの想いを伝え合う
- 不死川兄弟は現世でコワモテの警察官になっている



自分とは同じになって欲しくなかったから玄弥のことを突き放していた実弥の本当の気持ちに涙しました。もう少し早く和解できていたらなぁ。



アニメでは鬼化した玄弥のビジュアルが良すぎるっていうのも話題になっているわ!アニメをまだ見ていない人はぜひ玄弥の活躍も見届けてほしいな。
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