偽夏油の正体は羂索(けんじゃく)!いつから存在していたのか目的は…【呪術廻戦】

【PR】当ページのリンクには広告が含まれています。
偽夏油の正体は羂索(けんじゃく)!いつから存在していたのか目的は…【呪術廻戦】

2023年8月31日から放送がスタートした「呪術廻戦」2期の「渋谷事変」。

第33話では祓ったはずの夏油傑が目の前に現れ混乱、そして五条悟が封印されるという衝撃の展開を迎えました。

しかし五条の前に登場した夏油傑の正体は脳みそで…!?

こちらの記事では、作中の黒幕の正体を明らかにし、その目的や動向を解説していきます。

リアム

“偽夏油”の脳みその正体は一体、誰なのでしょうか?

※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。

※この記事は原作漫画のネタバレを含むのでご注意ください。

呪術廻戦 渋谷事変 dmm tv

★呪術廻戦が全話見放題★
月額550円&実質3ヶ月無料

DMM TVなら
  • 初回30日間の無料体験あり
  • ポイント利用で実質3ヶ月無料!
  • 月額税込550円でアニメ5,000本以上見放題
  • 呪術廻戦1期&劇場版呪術廻戦0も配信中
  • DMMブックスで原作漫画も読める

\ 呪術廻戦の見逃し配信も見放題 /

期間中に解約すれば月額料金はかかりません

★呪術廻戦2期が無料で見放題のサブスク/動画配信はこちら!

目次

偽夏油の正体=羂索(けんじゃく)の目的は?

先に言うと、夏油傑(げとうすぐる)は五条悟の手で既に殺されています。(呪術廻戦0参照)

そのために渋谷事変で五条を獄門疆に封印すべく夏油が現れ、五条はひどく動揺します。

死んだはずの夏油が特級呪霊らを引き連れて五条の封印を目論んでいるのは、一体どういうことでしょうか?

まずはその正体から解説していきます。

偽夏油の正体=羂索とは?

夏油の正体は、「羂索」と呼ばれる平安時代の術師。

なんと彼は、死者の肉体を渡り歩くことで千年以上も前から存在しています。

彼は“ある目的”のために平安時代から術師や呪霊らとコツコツと契約を交わしてきました。

そして、渋谷事変で五条を封印し、無数の呪霊を放って東京を壊滅状態に陥らせ、死滅回遊をスタートさせたのです。

リアム

‟羂索”という名前は、慈悲の“羂”、救済の“索”。実在の仏具、「悩めるすべての人を救済する」と言われる縄が由来でしょう。

偽夏油=羂索の目的は

羂索の目的は、「天元と人類を同化させる」ことにより、「人間の新たな可能性を追求する」こと。

羂索が夏油を乗っ取ったのは、五条を封印するために夏油の肉体であることが都合がよかったことと、「呪霊操術」という夏油の術式を手に入れるため。

天内理子の暗殺により星漿体(せいしょうたい)との同化に失敗した天元は進化を進め、個としての自我は消え、人間よりも呪霊に近い存在となりました。

進化した天元の魂は至るところにあり、天地そのものが天元の自我でもあるのです。

エマちゃん

えっと、よくわからん……

リアム

ざっくり言うと、全日本人が天元の魂に触れている状態であり、天元が暴走することで全日本人と同化を始める恐れがあるということ。

エマちゃん

怖……っ!
でも、天元はずっと日本の結界を守ってきた術師だし、そんなことしないでしょ!?

リアム

そこで問題になるのが、今の天元は組成としては人間よりも呪霊に近いこと。

エマちゃん

つまり、呪霊操術の対象ってこと……

リアム

そう、そしてそれを利用して羂索が1億人の呪力を孕んだ呪霊を生み出そうとしてるのです。

エマちゃん

そんな恐ろしいことを遂行しようとする動機が“面白そうだから”だなんて、あまりにも猟奇的。

偽夏油の正体:本物との違い&夏油傑はどうなった?

リアム

夏油傑は、五条と呪術高専時代の同期であり、かつては五条と肩を並べるほどの実力をもつ‟元”特級術師であり、五条の最強の相棒でした。

エマちゃん

そもそも、なんで夏油の偽物が生まれて、そいつが敵として現れたんだっけ?

偽夏油はいつから存在していた?

羂索は脳を入れ替えることで肉体を渡り歩くため、乗っ取られた人物はみな額に傷があります。

夏油は本編初登場時にすでに額に傷があったことから、この時点ではすでに羂索の乗っ取られていたことがわかります。

羂索の術式は、あくまで“死者”の肉体に乗り移ることなので、乗り移ったのは夏油の死後になります。

偽夏油の初登場は虎杖悠仁らの少年院での任務後、つまり2018年7月の少し後(おそらく7月〜8月)。

夏油の死はその前の年の12月24日であるため、その約7か月程の間で羂索は夏油の肉体を乗っ取ったことがわかります。

本物の夏油傑はどうなった?

呪術高専生の時に、ある事件をきっかけに呪詛師へ転じた夏油は、仲間を率いて未曾有の呪術テロ「新宿・京都 百鬼夜行」を決行します。

乙骨に憑いている特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)・祈本里香(おりもとりか)を手に入れることが目的だった夏油は、乙骨を殺そうとして返り討ちにあい、最期は五条の手によって処刑されます。

この時、五条は確実に夏油の息の根を止めましたが、渋谷事変では、自らの手で処刑したはずの夏油が現れたことで五条は動揺します。

「君さあ、夏油傑の遺体の処理を家入硝子にさせなかったろ」

「おかげで楽にこの肉体が手に入った」

これらの偽夏油の言葉から、夏油の遺体が何らかの方法で羂索の手に渡り、乗っ取られてしまったことがわかります。

★夏油を変えた”ある事件”とは?懐玉・玉折のストーリーを確認

本物の夏油傑復活の可能性は?

夏油傑の復活は、まず‟ない”でしょう。

前述の通り夏油の死は確定事項であり、降霊術のような方法を除けば復活はないと考えます。

渋谷事変で偽夏油の腕が勝手に動いたことについても、公式ファンブックでは「首がもげたトンボが動いたみたいなアレ」と言っており、そこに夏油の意思は特に残っていないとのことです。

仮に羂索が夏油の肉体から出て行ったとして、もう二度と元親友の亡骸を弄ばれることのないよう、今度こそ五条や家入が確実に始末をつけるでしょう。

偽夏油の正体:羂索(けんじゃく)の術式と能力を解説

羂索の強さは、純粋な戦闘力というよりは、千年以上かけて獲得してきた知識とその手数の多さにあるでしょう。

本来、一人の人間が使える術式は一つだけですが、彼が作中で使用している術式は複数あり、それぞれについて解説します。

※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。

①肉体を転じる

肉体を渡り歩く能力は羂索本来の術式です。

彼は死者の体を乗っ取ることができ、そして、乗り移った肉体が持つ術式も使えるので、結果複数の術式を使えてしまうのです。

リアム

記憶も受け継がれるため、肉体を転々とすることで、何千年でも生き続けることができます。

エマちゃん

天元とは違った意味での“不死”ね。

本来は肉体を渡る時に元の肉体の術式は消えるため術式は二つまでしか使えないはずですが、それに対して羂索は「いろいろな手を打ってる」とのこと。

何か、タネや仕掛けがありそうです……

ちなみに、公式ファンブックでは五条や伏黒甚爾を乗っ取らないのかとの質問に、五条は「殺せないので無理」、甚爾に関しては「天与呪縛と自らの術式がぶつかって、バグが発生してしまうかもしれない」と答えています。

リアム

つまり、五条は殺せるなら乗っ取りも“あり”ってことなのかな?

②呪霊操術

降伏した呪霊を取り込み自在に操る「呪霊操術」。

もともとは夏油の術式ですが、前述の通り乗っ取った肉体の術式も使えるようになるため、羂索は夏油を乗っ取った瞬間から「呪霊操術」の術式も手中に収めます。

むしろ、「呪霊操術」を手にすることが、羂索が夏油を肉体を乗っ取った目的の一つでもありました。

取り込める呪霊数に際限はなく、夏油は4,000体以上の呪霊を保有していました。

③極ノ番「うずまき」

呪霊操術の極ノ番「うずまき」は、「取り込んだ呪霊を一つにまとめ超高密度の呪力を相手へぶつける」ものです。

リアム

“極ノ番”とは、「領域」を除いたそれぞれの術式の奥義、“必殺技”のようなものですね。

「うずまき」は、生前の夏油が「呪術廻戦0」で乙骨憂太と対決した際に最後の大技として繰り出しています。

実際に乙骨はこの技によって大きなダメージを負いますし、相当な威力を放っていましたが、羂索に言わせると「ただの低級呪霊の再利用」でしかなく、その真価は別のところにあるとのこと。

実はこの「うずまき」には、準1級以上の呪霊を使用した際に起こる“術式の抽出”という副次的な効果があるのです。

④無為転変

渋谷事変で虎杖悠仁(いたどりゆうじ)に追い詰められて助けを求めてきた特級呪霊の真人を、羂索は自身に取り込みます。

そして、「うずまき」を使用して真人の術式である「無為転変(むいてんぺん)」を抽出し、なんと日本全土へ遠隔発動しました。

「無為転変」は、掌で触れた相手の魂の形状を変える術式です。

羂索は、真人から抽出した無為転変を遠隔発動したことで、事前にマーキングしていた非術師たちの脳を術師の形に整え、死滅回遊への参加を強制的に促しました。

★死滅回遊とは?わかりにくい物語を簡単解説

偽夏油だけじゃない!羂索(けんじゃく)が過去に操っていた人物

羂索は少なくとも千年以上存在しているため、乗り移ってきた肉体ももちろん夏油だけではありません。

過去に何人もの人物の肉体を転々とし、操ってきたのです。

※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。

①明治時代の呪術師・加茂憲倫

多くの呪術文化財と共に史上最悪の術師として名を残す御三家の汚点、加茂憲倫(かものりとし)。

加茂憲倫という人物について作中で語られているのは、加茂家の人物で明治時代に寺を開いた術師であることと、受胎九相図を生み出したことくらいです。

元々どのような人物だったか、羂索に乗っ取られる以前については不明ですが、彼の悪行が全て羂索によるものだとしたら、彼も加茂家の汚名も全くの濡れ衣ということです。

リアム

羂索が加茂憲倫に目をつけたのはやはり、加茂家の相伝術式「赤血操術」に興味があったからでしょうね。

②呪胎九相図

受胎九相図は、加茂憲倫改め羂索が、明治時代に呪霊と人間の混血を作ろうとして生み出したものです。

呪霊の子を孕む特異体質の女性を九度懐妊、堕胎させて生み出されたそれらは、特級に分類される呪物として、呪術高専の忌庫に保管されていました。

羂索は肉体を移り夏油を乗っ取った後に、九相図の1~3番を再び手中に取り戻し、受肉させます。

羂索は何らかの方法で、受肉した九相図兄弟長男の脹相の記憶を操作したと考えられており、脹相が虎杖との絆を認識するまでは自身の手駒として都合よく操っていました。

★脹相に関する記事はこちら!ファイヤー!

③虎杖悠仁の母親・香織

渋谷事変以前は敵として対峙していた、九相図長男の脹相が、悠仁が死に面した際に強い血の繋がりを感じ、兄弟であると認識します。

実際に、第143話では悠仁が赤ん坊の時の記憶を見ますが、その時母親の額には加茂憲倫や夏油と同じ傷跡がありました。

また第160話では、悠仁が呪術師になる前に通っていた高校のオカ研の先輩だった井口に対して「息子と仲良くしてくれてありがとう」と羂索が礼を述べたことも、羂索が虎杖の親であったことを裏付けています。

悠仁は、おそらく両面宿儺の器として、羂索が生み出したのだろうと考えるのが妥当ですが、羂索と悠仁の母親については、謎も多く残されています。

第143話冒頭の場面では、会話内容から悠仁の母親である“香織”は亡くなったこと。

悠仁の父親・仁(じん)は子どもを欲しがっていたが叶わず、後妻である‟羂索に肉体を乗っ取られた女性”との間に悠仁が誕生した、といったことが推測されます。

しかし、悠仁の祖父・倭助(わすけ)は仁に対して死を警告するほどに悠仁の母親を警戒しています。

そんな父親の言葉に耳を傾けようとしない仁の態度にも違和感があり、「香織が死んだのは」という倭助の言葉を遮って悠仁の母親に扮した羂索が出てくるのも、何か隠しているようです。

さらに、第208話で羂索が使用した「反重力機構」の術式は‟虎杖香織”術式であることが明かされ、額に傷のあった女性と同一人物であったという描写がされています。

ということは、死んだはずの虎杖香織が、羂索に体を乗っ取られて再び仁のもとに現れて悠仁を生んだということが推察され、さらに謎が生まれます。

リアム

悠仁の父親か祖父か、いずれにせよ虎杖家の記憶の改ざんがなされていることは間違いなさそうです。

④夏油傑【現在】

夏油傑は百鬼夜行の後、確かに五条によって処刑されましたが、その遺体の処理を家入にさせなかったことによって、夏油の遺体は羂索の手に渡り、肉体を乗っ取られてしまったのです。

千年以上のも間、数々の肉体を転々としてきた羂索ですが、現在は夏油の肉体で活動を続けています。

羂索がこれから行おうとしている「天元と人類との同化」には夏油の術式である“呪霊操術”が必要であること。

“呪霊操術”という術式そのものの強さ、夏油の肉体的な強さ等を踏まえると、しばらくは夏油の肉体に居座りそうです。

偽夏油の正体=羂索(けんじゃく)と他キャラとの関係性

長きに渡り、姿を変えながら生き続けてきた羂索は、作中の主要人物との関係性も気になります。

以下では、本作の主人公である虎杖悠仁との深い関係や、超人気キャラの五条悟との因縁について考察します。

①羂索と虎杖悠仁の関連性

羂索は虎杖悠仁の母親の肉体を乗っ取っており、実質悠仁の親であることが明らかになりました。

黒幕の正体と主人公との深い結びつきは、「呪術廻戦」に限らず割とよくある設定ですが、そのつながりを受け入れ、利用することで、最期は主人公がラスボスを倒すという展開は王道です。

祖父が息を引き取る寸前に悠仁に打ち明けようとした出生の秘密や、仁へ伝えようとして遮られてしまった虎杖香織の死の真相は未だに謎であり、悠仁と羂索との結びつきについて、わかっていないことがまだありそうです。

リアム

最後はやはり、‟羂索の子”として生まれてきた悠仁が決着をつけることになるのでしょうか!?

②羂索は五条悟が倒す?

作中で夏油傑の肉体を乗っ取った羂索は、五条にとって因縁の相手でもあります。

エマちゃん

亡き親友の肉体を取り戻すためにも、五条先生自身に羂索との決着を付けてほしいところでもある……!

リアム

でも、現在本誌で五条は宿儺との死闘を繰り広げている最中……もしも宿儺に勝ったとしても、その後羂索と戦う力はとても残っているとは思えない……

復活を果たした宿儺は戦闘力が桁違いに高く、五条しか渡り合うことができません。

対する羂索は、千年以上生きているが故の知識や手数の多さ、未知の手段をとってくるやっかいさはありますが、純粋な戦闘力自体はさほど高くなさそう

なので、みんなで力を合わせればなんとかなりそうな気もします。

リアム

「どれほど強くとも、“たった一人の最強”では成しえなかった悲願を“みんなで力を合わせて”打ち倒す」というのが少年漫画のセオリー、ジャンプの十八番でしょう。

エマちゃん

“ラスボスはみんなの力を合わせて倒す”なら、やっぱり羂索はみんなで倒すことになるんじゃない?

★呪術廻戦を全巻お得に読むならコミックシーモア!

呪術廻戦1巻 コミックシーモア
コミックシーモアなら
  • 「呪術廻戦」1冊70%OFF!459円→138円
  • 「呪術廻戦」全巻無料試し読みOK!
  • 定期的にもらえるクーポンやポイントで「呪術廻戦」をお得に読める
  • 月額コース加入で「呪術廻戦」実質全巻無料

>>呪術廻戦の無料立ち読みはこちら!

★呪術廻戦の漫画を全巻無料で今すぐ読む方法

偽夏油の正体:羂索(けんじゃく)とは!?まとめ

  • 偽夏油の正体は【羂索】という平安時代から存在している術師
  • 羂索は肉体を渡り歩く術式で千年以上生きている
  • 羂索が夏油を乗っ取った理由は五条悟封印に有利だと考えたため
  • 羂索はかつて、加茂憲倫や虎杖悠仁の母親の肉体を乗っ取り、受胎九相図や‟宿儺の器としての虎杖悠仁”を作り出した
  • 羂索は異様なまでの好奇心から、「人間の新たな可能性を追求する」ために「天元と人類を同化」しようとしている

偽夏油の正体が、本作の黒幕=【羂索】という術師であること、そして、彼は長い間多くの人の肉体を渡り歩き、主要登場人物とも深いかかわりをもっていることが明らかになってきました。

本誌では五条vs宿儺の死闘が繰り広げられており、しばらく羂索の出番はありませんが、その裏できっとまたよからぬ動きをしていそうです。

リアム

羂索のこれまでの残虐で非道な行いが全て、子どものような好奇心を満たすためだなんて、本当に許せません。

エマちゃん

最期はコテンパンにやられてほしい!!

リアム

そして、8月31日からはついにアニメ「呪術廻戦」の「渋谷事変編」がスタートしますね!

エマちゃん

ついに、偽夏油が五条先生の前に現れるのね……

リアム

ファンにとっては辛い場面も多い「渋谷事変」ですが、見ないわけにはいきません!!

★呪術廻戦DMM TVで今すぐ見放題!

呪術廻戦 渋谷事変 dmm tv

期間中に解約すれば
月額料金はかかりません

目次